ReSeTra

A Optical based lower body motion tracker for RealSense D4xx series

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ReSeTra 0.1

ReSeTra Demo

更新履歴

動作環境

反射マーカーの作成

準備する物

マーカーの材料

作成方法

  1. ピンポン玉に再帰性反射テープを貼ります。底面になる部分は穴を開けるため開けておきます。
    テープ貼り付け
  2. ピンポン玉に穴を4つ開けます。ガチャポンの空カプセルには予め穴が開いている物もあるので、そちらを使うと労力を減らせます(※ただし球形の物を選ぶ必要があります)
    底面に穴あけ
  3. ボタンを縫い付ける要領でリストバンドに縫い付けます (参考) 。ただし、糸足を作る必要はありません。
    縫い付け
  4. 3つ作れば完成です。お疲れさまでした!
    完成

セットアップ

  1. SteamVRをPCにインストールします
  2. VirtualMotionTracker(VMT)をインストールします。ファイルコピー後、SteamVRが起動可能な状態(=Rift SもしくはQuestが接続された状態)でvmt_manager.exeを起動してください。起動後、「Install」タブ内のInstallボタンを押してドライバのインストールを行ってください。その後SteamVRを再起動して、SteamVRの通信をファイヤウォールの設定で許可してください (VMT公式解説はこちら)
  3. RealSenseの赤外線プロジェクタにメンディングテープを貼付します
    プロジェクタ上にテープを張り付け
  4. RealSenseを設置します。USB-CケーブルでPCと接続して、ユーザーが立つ位置の真正面に下半身が視界に入るよう配置してください。また、鏡面反射する物、再帰反射する物、太陽光が差し込む窓などが背景に可能な限り入らないように、位置と向きを調整してください。
  5. 反射マーカーを装着します。お腹にはバンドの中にベルトを通してあげると固定しやすいです。
    身体にマーカー装着
  6. RealSenseの正面に立って、ReSeTraを起動します。初回起動時はファイヤウォールの許可画面が出ると思いますが、許可してください。
    ファイヤウォール許可画面

    右のBody points画像で、Waist, L ankle, R ankleが各位置にそれぞれ対応していれば成功です。
    アプリケーションウィンドウ
  7. 背景の他の物に誤対応している場合は、IR imageで検出の様子(検出領域が矩形で囲まれます)を見ながら、背景の反射物を片づけたり、窓からの太陽光を遮るなどの対策を行ってください。
  8. 対策後、Binalize thresholdの値を変化させてみてください。基本的に大きい値にすると誤検出は減少します。その反面、検出したマーカーがロストしやすくなります。
  9. もしWaist, L ankle, R ankleの対応がおかしい場合は、Reset Indexを押して対応付けをリセットしてみてください。リセットでロストした場合は、再びthresholdの値を変えて調整してください。
  10. 安定して3点を検出できるようになったら、三点がなす三角形が地面に垂直になるように頑張って立って、Zero setボタンを押してください。押した位置が初期位置=原点になります。
  11. SteamVRを起動します。
  12. ReSeTra側のStart VMTボタンを押して位置の送信を開始します。SteamVRのウィンドウにVMTのアイコンが3つ現れたら正常に動作しています。
    SteamVRウィンドウ
  13. HMD側の原点も同じ位置で正面を向いてリセットしてください(Oボタン長押し)。ReSeTra側の初期位置はZero set後に固定されるので、その位置に合うようにHMD側でリセットを行います。
    これで完了です。2回目以降の使用では5.~13.の手順になります。一度設定が決まれば7.~9.もほぼ省略可能です(つまり5. 6. 10.~13.のみ)。良いフルトラライフを!

トラブルシューティング・FAQ

ReSeTraが起動しない
→ランタイムdll関係のエラーが出ている場合は、VisualC++再頒布パッケージ(x64版)をインストールしてみてください。
上記のエラーなしでアプリケーションが閉じてしまう場合は、USB3で接続されている事を確認してください。RealSense Viewerを使えば、現在繋がっているRealSenseがUSB3接続かどうかを確認できます。もしUSB2.xで接続されている場合は、RealSenseのファームウェアを最新に更新する、ケーブルをつなぎ直す、USB-Cコネクタの向きを変える、ポートを変える、ケーブルを変えて見るなどの対策を行い、USB3での接続を確認後に上記の6.の手順に戻ってください。

SteamVRがエラーを起こしてVMTプラグインが無効化されてしまう
→SteamVRの起動前にReSeTra側からVMT向けデータの送信を始めると正しく起動しなくなります。ReSeTra起動直後はVMTへの送信を開始せず、上記手順の11.と12.の順序を守って再度試してみてください。

プレイ時にWaist, L ankle, R ankleの対応がおかしくなって戻らない
→RealSenseの真正面に立って、Reset Indexボタンを押すことで対応付けのリセットが可能です。また、VRアプリケーションの体験中でボタンを押すのが困難な場合は、正面に立った状態で3つのうちのマーカーの2つを手や他の部位で隠して一度ロストさせてみてください。対応付けが自動的にリセットされます。

現状の制約(将来的に改善するかも/しないかも)

免責事項